松浪光倫建築計画室

丸太町の住宅(竣工写真)

先日、竣工した「丸太町の住宅」の竣工写真が出来上がりました.

これは、築25年を経過したコンパクトマンションの一室をリノベーションした事例です。

(コンパクトマンションとは2・3人家族用で50㎡程度のマンションです)

この頃のマンションでは、梁や柱などの構造体が無頓着に空間へ出てきています。

まず初めにこれらの構造体を出来るだけ目立たなくするようにしました。

それが窓上に取り付けた吊戸棚であったりします。こうすることで空間がスッキリとした印象に変わってくるのです。

maruta28-1.jpg↑ 玄関からの眺め

木の優しい表情を空間の下にまとめ、安定感のある雰囲気としています.

そして、このテーブル、畳側に寄せると4人用の座卓として使え
写真の様に設置するとテーブル2人と座卓2人という使い方を考えました。

maruta28-2.jpg↑ 畳エリアからの眺め.

  

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↑ キッチンエリアから眺め

畳エリアの照明(ダウンライト)は壁を照らすように設置し、珪藻土の素材感を出しながら柔らかい雰囲気を出しました.

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↑ キッチンエリア

カウンター型の家具を作り、ここにオーブンや電子レンジ,ゴミ箱などが収納され、

座面の高いイス(カウンターチェア)を使うとテーブルとしても使えます.

 

↓解体前 

maruta28-5.jpg 空間構成としては、一つの大きな空間に畳エリアやダイニング・キッチンをまとめ、以前にあった廊下などのスペースを有効に使えるようにしました。そうすることで、以前より広い部屋が取れ、しかも収納力もUPしています。
つまり、空間の効率化を進めてるわけですね。

 

また、座生活となる畳エリアとそれぞれの場所で視線が合うように床を持ち上げたり、

前述しましたテーブルの配置仕方でフレキシブルな空間ができるようになっています。 

 


maruta28-6.jpg

 

ちょっとしたアイデアで劇的に空間が変化していく 「 リノベーション 」 

楽しい仕事をさせて頂きました。

 

[関連するサイト]

一級建築士事務所 松浪光倫建築計画室(設計監理)

[関連するエントリー]

竣工写真撮影(2008.08.14)

機器の取付(2008.07.30)

床貼り完了(2008.07.24)

解体が完了しました(2008.07.22)

納まり図(2008.07.19)